飛蚊症とは、目の前に浮遊物が飛んでいるように見える症状です。病名ではなく、症状であるため、治療の際には悪い病気がないか見極める必要があります。

暗い所では気になりませんが、明るい所や外に出ると、視線を動かすと少し遅れて移動してくるように感じるため、気になるようになります。

飛蚊症レーザー治療には、豊富な知見と高度な技術が必要不可欠です。あまり経験の多くないドクターによる治療は一定のリスクがあると言えます。当院には、飛蚊症治療2000症例以上の圧倒的な実績があるため、安心してご相談ください。なお、治療は1回から行えますが、症状の程度によっては複数回必要な場合もあります。

このページでは、飛蚊症の見え方や原因、治療の流れ、手術にかかる費用、予防方法などを解説しています。

目次

    飛蚊症とは

    飛蚊症明るい所や白い壁、青空などを見つめたときに、目の前に虫や糸くずなどの「浮遊物」が飛んでいるように見えることがあります。視線を動かしても一緒に移動してくるように感じられ、瞬きをしても目をこすっても消えませんが、暗い所では気にならなくなります。このような症状を医学的に「飛蚊症」と呼んでいます。

    飛蚊症の見え方のイメージ

    飛蚊症になると、目の前に虫や糸くずのような浮遊物が飛んでいるように見えます。実際に浮遊物があるわけではなく、ただ見えているだけですので、視線を動かしたり目をこすったりしても消えません。

    飛蚊症の原因

    目の中央には、硝子体という、透明なゼリー状の液体が詰まっている部分があります。この硝子体の中に濁りができると、その濁りが映り、浮遊物のように見えるのです。硝子体の濁りは加齢や外傷などによって生じます。

    飛蚊症治療の流れ

    飛蚊症は病名ではなく、症状です。飛蚊症が現れる病気には硝子体剥離や網膜裂孔、強度近視、生理的飛蚊症などがあります。それぞれ原因や治療法が異なるため、まずはどの病気なのかを判断する必要があります。そのうえで、目薬やレーザー治療、手術などを行います。

    飛蚊症軽減レーザー治療「レーザービトレオライシス」

    ビトレオライシスは、飛蚊症の視覚障害を和らげるための低侵襲で痛みの少ない治療法で、通常は飛蚊症レーザー治療として広く知られています。この治療の主な目的は、飛蚊症に悩まされずに通常の日常生活をより快適に送ることです。

    飛蚊症の手術費用

    【飛蚊症レーザー治療】
    標準価格:片眼 107,800 円/1回 (税込)
    ※初回治療より半年以内であれば何回でも半額で追加できます。
    ※検査のみの場合は検査料が3,000円かかります。

    飛蚊症の原因・症状・治療方法・費用の治療に関するよくある質問

    飛蚊症の手術に痛みはありますか?

    治療前に点眼麻酔をおこないますので、ほぼ痛みはありません。

    飛蚊症の手術は日帰りできますか?

    治療後、少しお休みになった後、すぐにお帰り頂けます。

    飛蚊症の手術ですべての飛蚊症が無くなりますか?

    ゴミや濁りを分散させる手術なので完全に無くなるわけではありません。

    飛蚊症の手術は誰でも治療は受けられますか?

    検査・診察の結果によっては治療をうけることが出来ない場合があります。

    飛蚊症と病的飛蚊症の違いは?

    飛蚊症は加齢が原因で起こる「生理的飛蚊症」がほとんどです。生理的飛蚊症の場合は症状も軽く、放っておいても問題ありません。しかし「病的飛蚊症」の場合、網膜剥離などの重い病気が隠れている可能性があります。

    飛蚊症の症状は悪化することはありますか?

    病的飛蚊症の場合は悪化することがあります。急に症状がひどくなったらお近くの眼科を受診しましょう